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第9回シアター・オリンピックス記者会見

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1月8日に第9回シアター・オリンピックスの記者会見が行われました。初の2カ国共同開催ということで、ロシアからも代表団が来日しての会見となりました。

 

出席者は、日本開催の芸術監督鈴木忠志、実行委員会会長吉田忠裕、開催地である富山県の石井隆一知事、ロシア開催の芸術監督ヴァレリー・フォーキン氏、ロシア連邦沿海地方副知事コンスタンチン・メジョーノフ氏、ロシア連邦外務省第3アジア局次長セルゲイ・ジョストキー氏、そしてシアター・オリンピックス国際委員会委員長であるテオドロス・テルゾプロス氏。

 

シアター・オリンピックスの国際委員たちは、「シアター・オリンピックスとは芸術の祭典であり、各国がメダルを競い合うものではなく、芸術家が共同して、心から世界の人々の心へ、人間の共有の在り方への思いを直接発信していくものである」こと、第9回シアター・オリンピックスは「現在のグローバル化され均一化されていく世界の中で、むしろ異なる文化や異質であることを尊重し、新しい共存のルールを作っていくために必要な橋を架ける、虹を架ける、という思いから“Creating Bridges”をテーマと定めた」と語りました。また、日本の利賀という山間の村とロシアのサンクトペテルブルクという文化的大都市で、共同でシアター・オリンピックスを開催することについて「自然と都市に橋を架け、つなぐ意味を持つ」という話もありました。

 

記者会見を終えて、いよいよ開催に向けて準備も本格化していきます。

現在、本サイトではシアター・オリンピックス創設の経緯や、憲章、創設者のプロフィール、日本開催の上演作品写真などをご覧いただけます。作品の詳細やスケジュール・チケット情報も決定し次第、本サイトで公開していきますので、ご期待ください。

 

会見の内容は当日夕方のニュースで放映された他、新聞各社やステージナタリー等、ウェブ上でもご覧いただけます。