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満月ヨーガナイト★

皆さんは、利賀の「瞑想の郷」をご存知でしょうか?

「瞑想の郷」は、旧利賀村とネパール王国・ツクチェ村との交流のシンボルとして建設された建物です。今回はこの瞑想の郷で毎月満月の頃に行われる「満月ヨーガナイト」に参加してきました。

 

利賀村の上畠集落から急な坂道を登りきると、ネパール風の4棟の建物(空想の館・瞑想の館・瞑想美の館・瞑水の館)と幾何学的な中庭「花曼荼羅」が現れ、異国に迷い込んだような感覚を覚えました。

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(瞑想の館と瞑想美の館の外観)

 

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(風の広場《花曼荼羅》)

 

空想の館でヨーガの受付を済ませ、瞑想の館を見学しました。
こちらに展示されている曼荼羅は、ツクチェ村出身の絵師を招き、約1年半の制作期間を経て完成したとのことで、4m四方もある巨大なものが壁4面に展示されており、その迫力に圧倒されます。

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(瞑想の館 巨大曼荼羅)

 

続いて、今回「満月ヨーガナイト」が行われる瞑想美の館に行きました。こちらにも「金剛界曼荼羅」と「胎蔵曼荼羅」の2枚の巨大曼荼羅が前後の壁2面に展示されており、とても神秘的な雰囲気です。この静寂な空間の中で、ヨーガと瞑想を体験しました。

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(瞑想美の館 今回の「満月ヨーガナイト」の会場)

 

講師は、インド中央政府公認のヨーガ・セラピストの佐藤先生です。
先生の丁寧な指導のもと、インド古来より伝わる伝統的ヨーガの技法を誰にでもできるように改良されたポーズ・呼吸法・瞑想法を順に実践していきました。常に自分の呼吸と鼓動の音を感じながら行うことが大切で、心と体がしだいに緩んでいくのを体感しました。最後に、「自分の家族」や「今年の豪雨災害や地震で被災された方々」を想って瞑想に入りました。時折、鈴虫の鳴き声が聞こえる山の静けさの中、自分の内なる声に耳を傾けることができたように思います。

 

空想の館には、お土産品の販売コーナーもあります。当館所蔵の版画を一枚一枚プリントした草木染のオーガニックコットン100%Tシャツやネパールの品々が置いてあり、見ているだけでも楽しい。

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(空想の館 お土産品コーナーの一角)

                                                                                 

 

利賀の自然に癒され、曼荼羅の美しさに心惹かれ、心身ともにリフレッシュできた一日となりました。


事務局のNでした。